目次
光コラボレーションモデルは、光回線を提供するサービスのひとつです。多くの事業者が参入しており、サービスも多種多様です。本記事では、光コラボレーションモデルの概要やフレッツ光との違い、メリットとデメリット、申し込み方法などを解説します。
2028年INSネット終了、今の電話が使えなくなる!? 詳細を知りたい方はこちら
そもそも、光コラボレーションモデルとは、どのようなサービスのことを指すのでしょうか。まずは光コラボレーションモデルの概要を解説します。
光コラボレーションモデルとは、光コラボレーション事業者(電気通信事業者)が、NTT東日本・西日本から光回線を借り受け、自社サービスの付加価値をつけた上で、光回線サービスを利用者に提供する仕組みです。光コラボレーションモデルは、2015年2月から開始されています。
フレッツ光と光コラボレーションモデルの大きな違いは、サービスの契約先です。フレッツ光はNTT東日本やNTT西日本と直接契約します。一方で、光コラボレーションモデルの場合、利用する光回線は同じですが、契約するのは光コラボレーション事業者になります。利用者とNTT東日本やNTT西日本の間に、光コラボレーション事業者が入るイメージです。
光コラボレーション事業者では、さまざまなサービスを提供しています。ここでは、主要な提供サービスと独自サービスの例を解説します。
光コラボレーションモデルには、携帯キャリア、MVNO(仮想移動体通信事業者)、インターネットサービスプロバイダ、電力会社、ガス会社などが参入しています。光コラボレーション事業者が提供している主要サービスは、インターネット接続や電話、トラブルが発生した際のリモートによるサポートなどです。
インターネット接続が可能になる点はどこでも共通ですが、サービス内容の詳細は光コラボレーション事業者ごとに違います。
各事業者の独自サービスはさまざまです。例えば、携帯電話とのセット割引や、キャッシュバック・ポイント制度、初月費用無料などです。特に、携帯電話とのセット割引は、大手携帯キャリアだけでなく、格安SIMでも取り入れているケースがあります。なかには格安SIMの利用者のみが契約できるサービスもあるなど、事業者ごとに特徴が大きく異なります。
月額料金を格安で利用できたり、使用した分だけ料金が発生する従量制料金を取り入れていたり、オンラインゲームで遅延しづらくなる専用帯域を使用していたりする事業者もあります。
光コラボレーション事業者は、「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧」のページで確認が可能です。事業者名と各事業者が取り扱っているサービスを一覧表で確認できます。
サービス名に「〇〇光」という文字が入っていても、光コラボレーション事業者のサービスではないものもあるので注意が必要です。
※参考:「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧 | 光コラボレーションモデル | NTT東日本
光コラボレーションモデルを契約すると、費用面や利便性に関するメリットが6つあります。
光コラボレーションモデルを契約すると、フレッツ光と契約するよりも月額料金が安くなる傾向にあります。光コラボレーションモデルは、自社サービスと組み合わせて提供しているため、収益源が他にもあるからです。
もともと光コラボレーションモデルの月額料金が安い上に、事業者によっては、割引やキャッシュバックといった特典が受けられるケースもあるため、さらに安く使える可能性もあります。1ヶ月で見ると少額の違いでも、1年間または年単位で見ると大きな金額になります。
事業者ごとに独自のサービスを受けられるため、自社の状況に合ったサービスを選べる点もメリットです。先述した事業者ごとの割引サービスがあるほか、料金プランや利用できるオプションなども事業者によって異なります。なかには工事費無料・工事費実質無料や、Wi-Fiルータレンタル無料のサービスを展開している事業者もあります。
なお、事業者が独自サービスを提供しているのは、ほかの事業者と差別化を図るためです。光コラボレーションモデルでは、同じエリア内にある同じ回線を多数の事業者が利用するため、独自の強みを打ち出すことで、利用者の獲得につなげています。
光コラボレーションモデルは、フレッツ光回線と同じ回線を利用しています。そのため、フレッツ光からの乗り換えであれば、回線の撤去工事や新しい回線の引き込み工事を行う必要がありません。ただし、工事不要の場合でも契約事務手数料は発生します。フレッツ光の契約内容により、工事費用が発生するケースもある点には注意が必要です。
光コラボレーション事業者はどこも同じ回線を利用することになるため、各事業者が公表している通信速度に大きな違いはありません。しかし、IPv6(IPoE)対応の事業者を選んだり、通信速度が速いプランを選んだりすると、通信速度が速くなる可能性があります。IPv6(IPoE)は、従来の接続方式と比較すると高速で通信できる規格のことです。
光コラボレーションモデルには、注意すべきデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのでしょうか。
光コラボレーション事業者は、数百社あります。これほど多くの事業者をすべて把握したうえで比較することは難しいでしょう。いくつかピックアップして選ぶとしても、候補が複数あると迷ってしまいます。費用やサービス内容はもちろん、特に通信速度は、実際に使用している人の口コミ・評判を参考にすることもひとつの手段です。
事業者のなかには、規定の契約期間内に解約をすると違約金が発生するところがあります。電気通信事業法の改正により、2022年7月からは月額料金以上の違約金を課されなくなりましたが、これ以前に契約したものに関しては適用されません。そのため、違約金は事業者や契約している状況によって異なります。
違約金が発生しないようにするには、更新月や契約満了月に行うようにすることがポイントです。
数百社もある光コラボレーション事業者のなかには、悪質な事業者もいます。例えば、強引に勧誘電話をしてきたり、NTTが連絡をしているかのような言い回しで勧誘したり、実際とは異なる内容の説明をしたりする事業者です。
ほとんどの事業者は問題ないものの、悪質な事業者から電話勧誘を受けたら、個人情報を伝えずにはっきり断ることが大切です。
光コラボレーションモデルへの申し込み方法は、3パターンあります。初めて申し込む「新規」、フレッツ光から契約先を変更する「転用」、光コラボレーション事業者から、ほかの光コラボレーション事業者に乗り換える「事業者変更」です。パターンによって手順が異なるため、状況に応じて申し込みましょう。
これまで、フレッツ光や光コラボレーションモデルを利用していない場合は新規になります。光回線の開通工事が必要になるため工事費用が発生し、利用開始まで数週間から数か月かかることもあります。工事費が実質無料になるキャンペーンを実施する事業者もあるため、確認してみましょう。相応の時間を要するため、ゆとりを持って申し込むことをおすすめします。
転用は、すでにフレッツ光を利用している人が、光コラボレーションモデルに申し込むことになるため、基本的に工事の必要はありません。まずは現在契約しているNTTに電話もしくはWebで申請し、「転用承諾番号」を取得します。次に希望する事業者に申し込みをして転用承諾番号を伝え、切替日が決定したらフレッツ光の解約手続きをして完了です。
転用で必要な「転用承諾番号」とは、転用を実施するために必要な番号のことです。番号を取得するためには、フレッツ光で利用している「お客様ID」も、契約者の氏名、利用中の住所、現在の支払い方法などの情報が必要になります。
また、有効期限は発行日から15日間なので、番号の取得次第早めに次のステップに進みましょう。
すでに光コラボレーションモデルを利用している人が事業者を変更する場合は、契約中の事業者に電話やWebから申請をして、「事業者変更承諾番号」を取得します。工事の必要はありませんが、事業者変更承諾番号の有効期限は、発行日を含めて15日間のため注意しましょう。
光コラボレーションモデルとは、光コラボレーション事業者が借り受けた光回線を利用して、サービスを提供することです。多数の事業者が参入しており、差別化を図るために事業者ごとに異なるサービスや特典を展開しています。光コラボレーションモデルを契約した場合のメリットとデメリットを確認した上で、自社に合った事業者を選びましょう。
株式会社インボイスは通信費一括請求サービスと光コラボレーションを組み合わせたサービス「インボイス光」で経理業務の効率化と通信費コスト削減を実現してきました。現状把握から切替工事まで一貫してサポートします。お気軽にお問い合わせください。