目次
調査内容について
本レポートの調査条件は下記のとおりです。
「ひかり電話」とは?
ひかり電話は、NTTが2004年9月から提供を開始した、IP電話サービスである。
IP電話とは、従来のアナログ交換局を経由して伝達する音声サービスではなく、インターネット回線を使って音声通話を行うサービスとなり、その中の1つが「ひかり電話」となる。
ひかり電話を利用するには、NTTが提供するインターネットサービス「フレッツ光」の契約が必須であり、音声通話機能のオプションサービス追加し、NTTから送られてくるひかり電話対応のルーターに接続する事で利用が可能となる。(図1)
ちなみに「ひかり電話」という名前がNTTのサービス名となる為、よくネットや広告でみる「光電話」や「光でんわ」は、別のサービスや総称である
(図1) アナログ電話とひかり電話の違い
「ひかり電話」は安くなる?
インボイスで請求書の取り纏めを実施している法人のうち、事業所や拠点がある法人(対象14,222社)のシミュレーションを行った結果
なんと全体の99%の企業で削減効果が出ることがわかった
次に具体的な削減効果をグラフ化してみる。
(図2) 年間の削減ポテンシャル別 企業割合
年間10万円以上の削減効果が期待できる企業は、全体の70.2%だったことがわかり
平均で年間約86万円の削減効果が見込めることが判明した。
この状況から、多くの企業にとって、ひかり電話はコスト削減の検討サービスになり得る事がわかるかと思う。
本内容を踏まえ、企業規模別や業種別での傾向や平均年間削減も調査してみた。
ここまでの内容と、調査内容の続きについては、レポートにまとめてあるため、是非資料をダウンロードし読んでいただければと思う。